MIDP 2.0 携帯Javaアプリ開発ハンドブック

ファイルのダウンロード

 弊社刊行書籍「MIDP 2.0 携帯Javaアプリ開発ハンドブック(ISBN4-8399-1899-6)」で解説の、J2ME Wireless Toolkit用のプロジェクトファイル、およびエミュレータビューの変更用ファイルを提供します。

 ZIP形式でアーカイブ化しておりますので、対応ソフトで展開してください。各ファイルの扱い方については、本誌を参照してください。

・wtk2フォルダ下に、各章のフォルダが展開され、各章フォルダ下に、J2ME Wireless Toolkit 2.2用のプロジェクトフォルダが収録されています。readme.txtもご覧ください。
・J2ME Wireless Toolkit 2.2の「apps」フォルダ(C:\WTK22\apps、本紙44ページ参照)へ、展開されたプロジェクトフォルダをコピーしてお使いください。
・J2ME Wireless Toolkit 2.2の「wtklib\devices」フォルダ(C:\WTK22\wtklib\devices、本紙366ページ参照)へ、展開された「a1」フォルダの中身「702NK」「M1000」の各フォルダをコピーしてご利用ください。KToolbarの[デバイス(D):]欄で、702NKとM1000を選べるようになります。

関連リンク

 記載のURLリンクは、2005年9月現在のものです。

正誤表

「MIDP 2.0 携帯Javaアプリ開発ハンドブック」において以下のような誤りがありました。ここに訂正してお詫びいたします。

「MIDP 2.0 携帯Javaアプリ開発ハンドブック」(ISBN4-8399-1899-6) 正誤表
ページ箇所備考
097702NK702NKの左選択キーの位置ホームキー(左下)を指示していますが、その上のキー(左上)です。1刷
151getPrefContentWidth()メソッドの[引数]width 幅:int型height 高さ:int型
[戻り値]は高さに応じた最適幅です。
1刷
151getPrefContentHeight()メソッドの[引数]height 高さ:int型width 幅:int型
[戻り値]は幅に応じた最適高さです。
1刷
234setLoopCount()、setMediaTime()、getMediaTime()の各メソッドPlayerクラスPlayerインタフェース1刷
2356.4 【ツール】目覚まし時計時間が9時間遅れている下記記述参照。1刷
349commit()メソッドContactクラスContactインタフェース1刷
349items()メソッドContactListクラスContactListインタフェース1刷
374(5)のEclipseMEのバージョン1.0.0が「1.1.0」以上にアップしている下記記述のように対応してください。1刷
390getPrefContentHeight()メソッドint getPrefContentHeight(height)int getPrefContentHeight(width)1刷
390getPrefContentWidth()メソッドint getPrefContentWidth(width)int getPrefContentWidth(height)1刷

32ページ「・J2ME Wireless Toolkit 2.2 リリースダウンロード」サイトURLが以下に変更されていました。
http://java.sun.com/products/sjwtoolkit/ja_download-2_2.html

付録A.2 EclipseMEについて

 書籍370〜380ページ『A.2 EclipseMEでのMIDletの作成』の記述におきまして、374ページ(5)でEclipseMEのバージョン1.0.0を入手するように解説していますが、執筆後EclipseMEのバージョンがアップされ、本書で解説のないEclipse 3.1対応のEclipseMEがインストールされるように変更されています。Eclipse 3.0でEclipseME 1.1.0は利用できませんため、以下の方法でEclipseME バージョン1.0.0を別途ダウンロード、インストールをしてください

  1. EclipseMEのサイト(http://eclipseme.org/)へアクセスし、左メニューの「Downloads」をクリック。
  2. sourceforgeのサイトへ移動するので「1.0.0 (2005-07-06 18:19)」の「Download eclipseme.feature_1.0.0_site.zip」リンクをクリック。
  3. ミラーサイトをどこでもよいので選び、右の「1965 kb」のアイコンをクリックし、ファイルを入手。
  4. ダウンロードした「eclipseme.feature_1.0.0_site.zip」を任意のフォルダへ展開。
    (※ ここで「site.xml」ファイルと「features」「plugins」の2つのフォルダが展開されます。)
  5. Eclipseで、373ページ(4)番の画面で、[新規ローカル・サイト...]のボタンをクリック。
  6. 「フォルダの参照」ダイアログで、展開した「site.xml」のファイルが含まれるフォルダ箇所を指定。
    (※ 正しく指定しないと「無効なサイト」として警告されます。)
  7. 再びEclipse373ページ(4)番の画面の、「検索に含めるサイト:」に、今指定したフォルダ名の項目が新たに表示されるので、チェックを入れ[次へ>]ボタンを押す。
  8. 以降は374ページの(5)以降と同じように作業を行う。

 Eclipse 3.1+EclipseME 1.1で開発されたい場合、そのインストール方法は著者のサイトhttp://www.saturn.dti.ne.jp/~npaka/kvm/midp2/index.htmlで紹介していますので参照ください。

【ツール】目覚まし時計 の遅れについて

 6.2節「【ツール】目覚まし時計」で作成する「へちまクロック」は、日本標準時より9時間遅れた時間を表示します。これはCalendarクラスで示す日時がグリニッジ標準時(GMT)であることが原因です。
 日本標準時(JST)に変換するには、239ページ (c) に以下の記述を追加してください。GMT「+9」時間で、日本標準時を表示いたします。

[WakeUpForm.java] 一部: 237ページ(c)

  //現在時刻の取得
  cal         =Calendar.getInstance();
  cal.setTime(new Date(cal.getTime().getTime()+9*60*60*1000)); //追加
  [...]

4.2節、4.3節のプログラム本体となるクラスの記述について

 「4.2 テキストフィールドを使用する」「4.3 チョイスグループを使用する」のプログラム本体となるクラスにつきまして、MIDletオブジェクトのcurrentを宣言する必要はなく、以下の記述で問題ありません。

[TextFieldEx.java] 一部: 135ページ

//テキストフィールドを使う(本体)
public class TextFieldEx extends MIDlet {

  //コンストラクタ
  public TextFieldEx(){
    Display.getDisplay(this).setCurrent(new TextFieldForm());
  }
  [...]
}

[ChoiceGroupEx.java] 一部: 141ページ

//チョイスグループを使う(本体)
public class ChoiceGroupEx extends MIDlet {

  //コンストラクタ
  public ChoiceGroupEx(){
    Display.getDisplay(this).setCurrent(new ChoiceGroupForm());
  }
  [...]
}

 発行 株式会社毎日コミュニケーションズ

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