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ほめたくない部下をほめる技術

目次
著者の会社「コーチングジャパン」
著者による執筆日記
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・著者:伊藤史
・定価:819円(税込)
・新書判 208ページ
・ISBN978-4-8399-3228-2
・発売日:2009年08月25日

■内容紹介
最近は、職場でも「部下はほめて育てよう」という「ほめる教育論」が浸透しています。若い社員は、「ほめて育てることは、上司の当たり前の責任」と考えている節さえあります。しかし責任ある上司の立場からすると、ほめたいとは思えない部下が登場したり、職場環境は厳しくなる一方だったりと、部下をほめたくてもほめにくい状況となっています。ほめて育てるのが当たり前になりつつも、ほめにくい状況となっている現在、上司の皆さんは「ほめるストレス」にさらされているのではないでしょうか。

これまでの「ほめる教育論」は、「部下に愛情を持とう」など上司の人間としての在り方といった抽象的な話に終始することがほとんどでした。しかし、ほめることが難しくなっている現在、「ほめる」プロセスを簡単にするアプローチがあってもよいのではないでしょうか。
そこで、「すべての部下に愛情を持つ」などという無理難題に挑戦させずに、上司として誰でもほめることができる、実用的なコミュニケーション方法を提唱すべきではないだろうかと考えたのが、本書です。終わりも答えもない人間論に迷い込むことなく、ある意味、もっと「簡単」かつ「効果的」な「ほめる技術」を、紹介します。

ほめたくない部下を仕事のためにほめなければと、部下への愛情を持とうとしたり、自分の人間性を責めたりして、ご自身を苦しめるのはもう止めませんか。理想を追い求めるよりも、明日から確実に変化を起こすことができる「ほめる技術」を手に入れましょう。

■著者インタビュー

 
 

編集部(以下編) 『ほめたくない部下をほめる技術』というかなり本音に迫った書籍だと思いますが、そんなに部下をほめたくない上司はいるものですか?

伊藤 そうですね、「部下をほめたくない」というよりも、「部下をほめたくないこともある」という方は多いのではないでしょうか。
ですから、「本当は部下なんてほめたくない」という本音を抱えている上司の方が多いということではなく、「部下をほめたくないこともある」と思ってしまう状況に置かれている上司の方が多くいらっしゃる。
つまり、基本的には「部下をほめて育てる」という考え方に賛同しているけれど、個別の場面では、ほめたいと思えない部下や状況に遭遇してしまうことが、多いのです。
ですから、「私はいつでも、どんなときでも部下をほめることができる」と自信を持っている方などは、むしろ少数派で、「部下をほめようとは思うけれど、ほめたくないときもあれば、うまくほめられないこともある」という状況を抱えていらっしゃる方は多いと考えています。

 伊藤さんご自身は、そういった「部下をほめられないことがある上司」にどう感じていますか?

伊藤 私自身も、そういった状況を度々経験していますので、とても共感します。
ほめたくないことだって、ありますよね。

 そのあたりが、本書を執筆するきっかけになっているのでしょうか?

伊藤 はい。
本書の中でも触れていますが、「ほめたくないこともある」状況に対して、じゃあ、部下への愛情とか上司の人間性の向上といった以外の対策を紹介するアプローチがあってもよいだろう、と考えて執筆を進めました。

 本書には、「ほめる技術」のための、さまざまなエピソードやアドバイスが登場しますが、本書内で紹介しきれなかったエピソードやアドバイスなど、ありますか?

伊藤 挙げるとキリはないですが(笑)。
実はどの技術も、部下に対してしか使えない、ということではありません。本書では部下に関連したエピソードのみ紹介していますが、実際は生活の様々な場面で使うことができます。
例えば、3章で紹介している「インタビュー的なほめ方」など、こちらから積極的にほめるというよりも、相手の話を聞いているだけで、相手をほめたのと同じ効果を生むという技術です。
こうした技術は、部下に限らず、ご夫婦、お子さん、友人に対しても、幅広く使うことができますし、当然相手との信頼関係が生まれたり、自信を与えたり、といった「ほめる」ことと同じ効果が生まれてきます。

 最後に、本書をどういった方に読んでいただきたいか、ひと言お願いします!

伊藤 部下の指導方法に悩んでいる上司の方はもちろん、今は特に悩みはないという上司の方にも。上司は部下を選べませんからね(笑)。
そして、将来部下を持つ予定の方や、さきほどお話したように、本書の技術は何も部下に限らず使えます。
お子さんや生徒さんの教育に携わる方など、幅広い皆さんに参考にしていただき、そして、明るい職場と学校と家庭が増えて、少しであっても日本が明るくなってくれれば、こんなに嬉しいことはありません。

 本日はどうもありがとうございました。


【著者略歴】 伊藤史(Fumito Ito)
株式会社コーチング・ジャパン、代表取締役。
97年慶應義塾大学法学部法律学科卒業。同年エッソ石油株式会社(現エクソンモービル)入社。04年社費派遣にて米国経営大学院修士(MBA)取得。同社退社後、屋外広告関連の新事業を立ち上げ、現職を含む関連事業の経営・投資に携わる。

06年日本総合研究所に入社。経営コンサルタントとして企業経営・マーケティング戦略の立案等に携わる。07年同社退社、現職及び関連会社の経営に関わる。著書に『CGM―消費者発信型メディア』(毎日コミュニケーションズ/完売につき販売終了)。

株式会社コーチング・ジャパン
ほめる技術の本の執筆日記「ほめたくない部下をほめる技術」

 


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