7月15日日曜日は木星食 – 昼間という悪条件で観察するためには?


今週7月15日日曜日に木星食があります。木星は地球よりも外側を回っている外惑星なので、6月の金星の日面通過のような天文現象は起きません。しかし、月の裏側を通過することができます。ただし、通過開始時間(潜入時間)は、東京で13時4分54秒からなので完全に昼間です。肉眼では月ですら確認しづらい状況で木星を確認することはほぼ不可能でしょう。

 

可能性があるとすれば望遠鏡を使用して観察することですが、いくら木星がマイナス2.1等星という明るさであってもさすがに昼間は厳しいでしょう。望遠鏡の視野に入れることすら相当困難だと思われます。13時56分54秒には再び月の裏側から出現するということですが、日曜日ということもあり、望遠鏡をお持ちの方はぜひ観察に挑戦してみてはいかがでしょうか?

 

赤道儀をお使いの方は前日から極軸をセットアップしておけば視野に入れるのはかなり楽になります。自動導入式経緯台の方は太陽と月を利用してアライメントを調整できればそこそこ追尾して行くことができると思いますが、太陽をアライメントの基準星として利用すること自体が危険を伴うハードルが高い作業になるので注意しましょう。サウザンド・オークス・オプティカル社の金属メッキガラスフィルタのようなフィルタをお持ちであれば、望遠鏡で直接覗くことができるので太陽をアライメントの基準星として使用することは可能です。金環日食や金星の日面通過で購入された方は、今回も活用することができます。

 

 

金属メッキフィルタを使えば太陽を自動導入式経緯台のアライメント用の基準星として利用することができます。

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