こんにちは。囲碁人の陣です。
第37期棋聖戦七番勝負第1局は、井山裕太本因坊の白番5目半勝ちという結果に終わりました。
トッププロ同士のねじり合いというのは、とてつもない迫力があります。お互い妥協しないギリギリの戦い、かといってどちらかが崩れるわけでもなく、絶妙なバランスを保ちながらも局面はさらに混沌としていく……そして、一気に収束。まるでサスペンスドラマのようです。
毎回、リアルタイムで名局を堪能するたびに、「碁をやっていてよかったなあ」などと思うのであります。
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井山本因坊、囲碁界史上初の六冠に挑戦するということで、囲碁関連以外のメディアからも取り上げられています。先日も、テレビ番組「情熱大陸」に出演されてましたよね。私は見逃してしまいましたけど……
当社から、井山本因坊の著書が発売されております。
依田紀基九段、山下敬吾名人との共著です。ある局面を掲げ、3名にそれぞれ形勢判断や次の一手を披露していただく内容です。
発売は2007年3月。当時17歳の井山本因坊は、その頃から、新人王戦優勝、棋聖・名人リーグ入り、天元戦挑戦者決定戦進出など、すでに一流の棋士として活躍していました。
井山本因坊に少しでも近づきたい! という方は、是非ご覧になってください。