コンテンツマネジメント パーフェクトガイド 基本・計画編 〜コンテンツ管理の考え方からCMSの導入計画まで〜
著者について
はしがき
著者まえがき
第2版について
本書の読者対象
本書が必要な理由
本書全体の構成
本書で使用した決まりごと
日本語版刊行によせて
謝辞
監修者まえがき

はじめに
1. コンテンツマネジメントを実践すべき3つの理由
2. E ビジネスを支える コンテンツマネジメント
2-1.Eビジネスとは何か
2-2.Eビジネスを実践するには
3. コンテンツマネジメントは情報狂社会の特効薬
4. 情報化時代におけるコンテンツマネジメント

Part1コンテンツとは何か?

Chapter 1データ、情報、コンテンツを定義する
1. データとは何か
2. コンテンツはデータではない
3. コンテンツは使うための情報だ
4. コンテンツは、情報にデータをプラスしたもの
5. データからコンテンツへ、そして再びデータへ
6. まとめ

Chapter 2コンテンツにはフォーマットがある
1. 保存フォーマット:情報の保存
2. 表現フォーマット:情報の表示
3. フォーマッティングの扱い方
4. フォーマッティングの分類
4-1.効果のためのフォーマッティング
4-2.手法別のフォーマッティング
4-3.領域別のフォーマッティング
5. まとめ

Chapter 3コンテンツには構造がある
1. 構造は重要である
2. 構造を作り上げる難しさ
3. 構造の分類
3-1.目的別の構造
3-2.形式別の構造
3-3.領域別の構造
4. まとめ

Chapter 4機能もコンテンツだ!
1. 機能とは何か
2. 単体の機能 vs 使い回しのきく機能
3. 情報が散りばめられている機能
4. 機能を情報のように管理する
4-1.機能をウェブで公開する
4-2.情報と機能が分かれるところ
5. まとめ

Chapter 5コンテンツとは一体何なのか?
1.「コンテンツ」、「コンテキスト」、そして「意味」
2. コンテキストのルールを決める
3. コンテンツの体系化は目的から
4. コンテンツは「名前を付けられた情報」だ
5. データから知恵へ
5-1.データは生もので断片的なもの
5-2.データは非散漫的で、コンテキストにこだわらない
5-3.情報は処理され、そして継続する
5-4.情報は散漫的で、コンテキストに満ちている
5-5.知識と知恵が情報を作る
6. なぜテキストがすべての注目を浴びるのか?
6-1.テキストは成文化された言語だ
6-2.テキストはリードしている
7. まとめ

Part2コンテンツマネジメントとは何か?

Chapter 6コンテンツマネジメントを理解する
1. コンテンツマネジメントを定義する
2. コンテンツマネジメントはビジネスの価値を配信する
3. コンテンツマネジメントは組織力のバランスだ
4. コンテンツマネジメントはコンテンツに関連する専門分野の組み合わせだ
5. コンテンツマネジメントとは収集、管理、発行だ
6. コンテンツマネジメントはコンピュータのインフラだ
6-1.静的なウェブサイト
6-2.動的なウェブサイト
6-3.ウェブCMS
6-4.フルCMS
6-5.エンタープライズCMS
7. コンテンツマネジメント業界
8. まとめ

Chapter 7.CMS の主要パーツの概要
1. CMS の概観
2. 収集システム
2-1.執筆141
2-2.取得143
2-3.変換145
2-4.統合146
2-5.収集サービス
3.管理システム
3-1.レポジトリ
3-2.アドミニストレーションシステム
3-3.ワークフローシステム
3-4.接続
4. 発行システム
4-1.発行テンプレート
4-2.発行サービス
4-3.接続
4-4.ウェブ発行物
4-5.その他の発行物
5. まとめ

Chapter 8.CMS が必要となる時期を把握する
1. コンテンツの量を測る
2.寄稿ベースのサイズを管理する
3. 変更の量を予測する
4. 発行物の数を把握する
5. 複雑さを見積もる
5-1.ツアー会社「A」
5-2.ツアー会社「B」
5-3.ツアー会社「C」
5-4.ツアー会社「D」
5-5.必要性を判断する
6. まとめ

Chapter 9.コンポーネントの管理 vs 構成の管理
1.CMS はモジュラーか、リニアになる
2. コンポーネントCMS
3. 構成システム
3-1.構成システムにおける収集
3-2.構成システムにおける管理
3-3.構成システムにおける発行
4. スキーマ駆動システム
4-1.スキーマ駆動システムにおける収集
4-2.スキーマ駆動システムにおける管理
4-3.スキーマ駆動システムにおける発行
5. どのシステムが適切か
6. まとめ

Chapter 10.コンテンツマネジメントのルーツ
1. 出版業界における知識ベース
1-1.発行物
1-2.コンテンツ収集
1-3.プロセスの抜粋
2. ドキュメントマネジメントの原則
2-1.ファイルはコンテンツを含む
2-2.ファイルはBLOB を保管する
2-3.発行物はファイルだ
2-4. ドキュメントマネジメントシステム vs コンテンツマネジメントシステム
3.IT 部門の限界
3-1.IT部門はウェブを避けた
3-2.コンテンツはIT 部門が着手しなかったところから始まる
4. マルチメディア業界の残したもの
4-1.電子出版
4-2.エンド・ツー・エンドのコンテンツマネジメント
5. テクニカルコミュニケーションの挑戦
5-1.膨大な情報ベース
5-2.同時発行物
6. コミュニケーション理論
7. 図書館の伝統と情報科学
7-1.情報の振る舞い
7-2.ユーザサービス
7-3.知識のリプレゼンテーション
7-4.情報検索
8. ソフトウェア開発のテクノロジー
8-1.収集テクノロジー
8-2.管理テクノロジー
8-3.発行テクノロジー
8-4.電子出版物の機能
9. マーケティングの前提
10. まとめ

Chapter 11.コンテンツマネジメントの枝
1. パーソナライゼーション
1-1.パーソナライゼーションとは何か
1-2. コンテンツマネジメントはパーソナライゼーションの基礎となる
2. 高度なウェブサイト
3. 複数の発行物
4.E コマース
4-1.カタログとコンテンツマネジメント
4-2.Eコマースの機能とコンテンツマネジメント
5. ナレッジマネジメント
5-1.ナレッジマネジメントとは何か
5-2.ナレッジは管理するためのコンテンツだ
6. オンラインコミュニティ
6-1.コミュニティとは何か
6-2.オンラインコミュニティをどのように構築するか
7. その他のマネジメント
7-1.デジタルアセット管理(DAM)
7-2.学習オブジェクト管理(LOM)
7-3.ソース管理
7-4.デジタル記録管理
7-5.デジタル権利管理(DRM)
8. まとめ

Part3.コンテンツマネジメントのプロジェクトを実施する

Chapter 12.コンテンツマネジメントプロジェクトをシンプルに実施する
1. なぜ最小規模のCMS を開発するのか
2. わずかな予算で人材を確保する
2-1.ビジネスパーソン
2-2.コンテンツパーソン
2-3.パブリケーションパーソン
2-4.テクノロジーパーソン
3. プロジェクトの準備をする
3-1.組織内を調査する
3-2.正しいプロジェクトを見つける
3-3.正しいスポンサーを見つける
3-4.委任を得る
3-5.計画時の主な成果物
4. システムのデザイン
4-1.最小限の要件を知る
4-2.論理的デザインの基本
4-3.デザイン時の主な成果物
5. システムの実装
5-1.ローテクを利用できないか
5-2.製品選定の規模を縮小する
5-3「ノー」と言う
5-4.実装時の主なプロセス
5-5.実装時の主な成果物
6. システムの配備
6-1.配備時の主なプロセス
6-2.配備時の主な成果物
7. まとめ

Chapter 13.CMS のスタッフィング
1. CMS の職務
2. マネージャー
2-1.コンテンツマネージャー
2-2.プロジェクトマネージャー
2-3.プロダクトマネージャー
3. ビジネスアナリスト
4. 情報アーキテクト
4-1.コンテンツアナリスト
4-2.メタター
5. インフラ担当スタッフ
5-1. CMSアドミニストレータ
5-2.配備アナリスト
5-3.トレーナーとドキュメンテーション専門家
6. ソフトウェア開発者
6-1.ソフトウェアアナリスト
6-2.テンプレートとCMS開発者
6-3.カスタムアプリケーション開発者
6-4.ソフトウェアインテグレーター
6-5.テストアナリストとテストエンジニア
7. 発行物担当スタッフ
7-1.発行物アナリスト
7-2.発行物デザイナー
7-3.ページ開発者
7-4.ユーザインターフェイス専門家
8. コンテンツ処理スタッフ
8-1.変換アナリスト
8-2.ツール開発者
8-3.コンテンツ処理者
8-4.コンテンツQA(品質保証)専門家
9. コンテンツ作成スタッフ
9-1.情報取得専門家
9-2.トラフィック監視者
9-3.ライターとその他のコンテンツ作成者
9-4.編集者
10. まとめ

Chapter 14.組織の中で働く
1. コンテンツマネジメントと組織
2. コンテンツマネジメント vs その他のシステム
3. 組織内の情報の流れを追う
3-1.情報を理解する
3-2.機能を理解する
4. 組織の役割を理解する
4-1.ビジネスユニットが価値を生む
4-2.編集チームがコンテンツを統一する
4-3.マーケティングチームが発行物を監督し、統一する
4-4. IT部門がインフラを構築し、メンテナンスする
5. 何を共有するか
5-1.製品
5-2.コード
5-3.コンテンツ
5-4.発行物
5-5.どのように決断するか
6. 組織モデルを探索する
6-1.様々な収集
6-2.様々な発行
6-3.様々な管理
7. 機能的な収集と発行に取り組む
7-1.収集システムと発行物の種類で体系化する
7-2.機能によるチームを作る
8. CMS の前にあるハードルを特定する
9. まとめ

Chapter 15.CMS に向けて準備する
1. 準備を始めるにあたって
2.CMS プロジェクトのプロセスを理解する
3. 仕事を終わらせるテクニック
3-1.プロジェクトチームを発足する
3-2.組織内の「悩みの種」を探す
3-3.現在の委任内容を評価する
3-4.組織の想定を評価する
4. 成果物を検討する
4-1.準備評価
4-2.ドキュメントの一覧と分析
4-3.コンテンツ関連システムの最新状況報告書
4-4.教育計画
4-5.予備プロジェクト計画
4-6.リスク評価
5. スタッフィングのニーズを検討する
6. まとめ

Chapter 16.プロジェクト委任を確保する
1. 委任の確保を始めるにあたって
2. 何について合意すべきか
3. 仕事を終わらせるテクニック
3-1.スポンサーを見分ける
3-2.スポンサーについて学ぶ
4. 成果物を検討する
4-1.スポンサーのプロフィール
4-2.問題点の階層関係
4-3.メモと議事録
4-4.委任プロセス
4-5.プロジェクト委任
5. スタッフィングのニーズを検討する
6. まとめ

Chapter 17.要件を収集する
1. 要件収集を始めるにあたって
2. 要件とは何か
3. 仕事を終わらせるテクニック
3-1.要件収集プロセス
3-2.要件
3-3.組織にアプローチする
4. 成果物を検討する
4-1.要件収集アタックプラン
4-2.要件書
5. スタッフィングのニーズを検討する
6. まとめ

Chapter 18.論理的デザイン
1. 論理的デザインを始めるにあたって
2. 論理的デザインとは何か
3. 仕事を終わらせるテクニック
3-1.なぜ論理的デザインをするのか
3-2.ビジネスからシステムへ
3-3.デザインを繰り返す
3-4.制約についての三角測量
3-5.詳細を管理する4
4. 成果物を検討する
4-1.デザインアタックプラン
4-2.収集デザインドキュメント
4-3.管理デザインドキュメント
4-4.発行物デザインドキュメント
4-5.オーディエンス分析
4-6.ローカライゼーション計画
4-7.リスク評価計画
4-8.プロジェクト計画の改訂版
4-9.エグゼクティブサマリー
5. スタッフィングのニーズを検討する
6. まとめ.

Chapter 19.ハードウェアとソフトウェアを選択する
1. システムの選択を始めるにあたって
2. 製品のパラドックス
3. 自作、購入、あるいはレンタル?
3-1.CMSを自分たちでゼロから構築する
3-2.CMSを購入する
3-3.CMSをレンタルする
4. 仕事を終わらせるテクニック
4-1.意思決定者をどのように選ぶか
4-2.製品をどのように選ぶか
5. 成果物を検討する
5-1.製品の関連資料
5-2.選択基準とRFP
5-3.採点表
5-4.デザインダイアグラム
5-5.決定報告書
5-6.リスク評価の更新
5-7.プロジェクト計画の更新
6. スタッフィングのニーズを検討する
7.CMS の選択基準を整理する
7-1.ビジネスに関する基準
7-2.総合的な基準
7-3.収集に関する基準
7-4.管理に関する基準
7-5.発行に関する基準
8. まとめ

Chapter 20.システムを実装する
1. システム実装を始めるにあたって
2. これまでのプロセスを振り返る
3. これまでのプロジェクトを振り返る
4. 仕事を終わらせるテクニック
4-1.縮小する
4-2.1つのプロジェクトか、多くのプロジェクトか
4-3.実装プロセスの詳細
5. 成果物を検討する
5-1.収集仕様
5-2.管理仕様
5-3.発行物仕様
5-4.プロジェクト計画
5-5.リスク評価計画
6.スタッフィングのニーズを検討する
7. まとめ

Chapter 21.システムを公開する
1. システム公開を始めるにあたって
2. 配備とは何か
3. 仕事を終わらせるテクニック
3-1.ドキュメントを作成する
3-2.トレーニングを行う
3-3.システムを始動する
3-4.コンテンツの準備
3-5.システムの改訂
4. 成果物を検討する
4-1.配備仕様書
4-2.スタッフィング計画
4-3.トレーニング計画
4-4.ドキュメント化計画
4-5.メンテナンス計画
5.まとめ